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会計ソフトーその1

2016年1月6日
日記

またまた税務とは少し離れますが、事業を行っていく上で切り離せない物と言ったら、会計ソフトの選定です。

私個人の意見としては、個人事業主であれ法人であれ、自前で出来なければ繁栄は難しいと思っていますので、どのソフトを利用するかは重要なファクターになります。

そこで、今回以降は税理士の視点から会計ソフト選定の留意点をあげてみます。よく他のサイトでも取り上げられているので重複してしまうかもしれません。

ではまず、会計ソフトのカテゴリーから。会計ソフトは大きく分けてベンダーからソフトを購入し、インストールして利用するパッケージ型会計ソフト(従来型)と、ここ数年でリリースされ利用者が増えているWebにアクセスして入力管理するクラウド型に分かれます。従来型会計ソフトの代表は「弥生会計」や「勘定奉行」など。CMでも見たことあるかもしれません。一方クラウド型の代表格は「MFクラウド会計」や「Freee」など。因みにFreeeは一文字多くていいのですが、なぜなのでしょう?代表の方の「ブログ」にもそれらしき記載はありません。以下、それぞれのメリットをあげます。

先輩格の従来型会計ソフトのメリット

・長い期間、開発運営してきた安定感

・オフラインでも使用可能

顧問税理士との親和性

クラウド型会計のメリット

・従来型会計ソフトより低コスト(例外有)

・Web上で利用するため場所を選ばない

・銀行、クレジット等のデータが自動反映(任意登録)

従来型会計ソフトのメリットに挙げた「顧問税理士との親和性」に違和感を持つ方もいると思いますが、実際クラウド型会計に対応できる税理士は相対的に少ないのが現状です。ご自身又は会計担当者がデータを入力している際に不明点を質問する相手は、その利用しているソフトのサポートセンターではなく顧問税理士又はその担当者であることは実体験としてうなずけるのではないでしょうか?

確かにクラウド型会計の技術力は日進月歩で成長しており、いずれ遜色ないものとなるでしょう。ただし、現時点での機能性、安定性の観点からは従来型に軍配があがります。それを使いこなしている顧問税理士やその担当者が指導者としてついているならメリットとして考えていいように思えます。

と言いつつ、私自身もクラウド型はうまく利用したいと思っています。次回以降は、デメリット(と言うよりは留意点)と運用方法を書いていきたいと思います。

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