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国税庁が「消費税の軽減税率制度に関するQ&A」を公表

2016年4月13日
日記

 新聞等でも取り上げられているように、国税庁が「消費税の軽減税率制度に関するQ&A」を公表しました。

 公表された「消費税の軽減税率制度に関するQ&A」は制度概要編と個別事例編の2部構成となっており、個別事例編の中には、過去にここでも取り上げた「軽減税率の線引き(給食と学食の違い)」についても記載があります。ちなみに、個別事例編は41ページのPDFとなっており、目次は次のように構成されています。

  1. 「飲食料品の譲渡」の範囲等
  2. 飲食料品の輸入取引
  3. 外食の範囲
  4. 「一体資産」の適用税率の判定
  5. 「新聞の譲渡」の範囲等
  6. 区分記載請求書等の記載方法等

 このうち、社員食堂、学生食堂、学校給食、老人ホームについては上記「3.外食の範囲」の中の問50(「ケータリング」や「出張料理」)、問53(有料老人ホームの飲食料品の提供)、問54(学生食堂)あたりで記載があります。そこには、例えば有料老人ホームの提供する食事や小中学校の給食は1食あたり税抜640円以下で、1日の合計の食事代が1920円までは軽減税率の対象にします、学生食堂と社員食堂は対象にしません、というような事が書かれています。

 それ以外にも「菓子と玩具により構成されている、いわゆる食玩は、軽減税率の適用対象となりますか。」(問56)、特定保健用食品や栄養ドリンクは対象となりますか(問19、20)などが用意されていますので、興味のある方はチェックしてみてください。

このページでも過去にやったクイズ形式(確定申告クイズ)で情報を提供したいと思っています。

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